研磨のプロが教えるアイスホッケー靴のエッジ(ブレード)の研磨方法・頻度・研磨機のご紹介

現行スタンダードな研磨機 ブレードマスター
この他、ブラックストーンなどが現行スタンダードな研磨機になります、平研ぎから深溝まで幅広くエッジの深さを調整でき、またエッジのイン高、アウト高など細かな調節が可能なのも特徴の一つです
ブレードマスター・ブラックストーン共に製造はカナダで作られており、また日本へ輸出される研磨機は100v仕様になっています
エッジ研磨の精度は、研磨職人の研磨機をあつかう熟練度によるところがあります
またゲージなどを用いてエッジバランスを整え、旧来のコインでのバランス取りではなく、より高い精度のエッジ研磨を行います

スケート靴とゲージ
ブレードマスター社
http://blademaster.com/web/en/
スケート靴研磨 ブレードマスター トリプル
ブラックストーン社
https://blackstonesport.com/en/
ブラックストーン ダブル
研磨に必要な複数機能を搭載している備え付けタイプや、遠征などに持ち運び可能なポータブルタイプがあります。
卓上全自動研磨機

全自動 研磨機 sparx
最近では Sparx Skate Sharpener (スパークススケートシャープナー)の登場で、スケート靴の研磨がより身近になりつつあります
アイスリンクの近くにスケートショップが無かったり、研磨職人がいなかったりして、郵送でスケートショップに送っている方も多いとかと思います
スパークススケートシャープナーが個人やチームに1台あれば、常に新鮮なエッジの状態で氷に乗れるので、アイスホッケー・フィギュア選手には魅力的な研磨機かもしれません
ただ課題もありエッジの深さに応じて砥石を交換しなくてはいけない事、砥石の大きさに対してのコストが高いなどです
https://www.sparxhockey.com/index
アイスホッケー靴の研磨方法・種類と研磨の頻度につて
スケート靴の研磨の方法は、機械研ぎと砥石を手動で研ぐ手研ぎに分かれます、現在のエッジはステンレス素材が多く含まれており硬く、機械での研磨の方が手早く、かつより深く溝が掘れるので多くのスケートショップは機械式を採用しております
研磨の頻度については選手の好みや、スケートの環境に左右されることもあるようです
アイスホッケープレーヤーでしたら、おおよそ15~20回くらいで氷に乗ると研磨をされる方がおおく、またスケートリンクで研磨サービスが無かったり近くにスケートショップが無いと遠方までスケート靴をショップに送って研磨をされている方々もいらっしゃるようです
機械の研磨機の他には円柱型の砥石を使って研磨する『手研ぎ』という研磨方法もあります、選手の中には機械研ぎより手研ぎを好まれる方もいらっしゃりますが、現在では手研ぎ研磨ができる職人は少なくなってきているようです
またエッジの材質も古いスケート靴は鉄が多く含まれていたので、比較的に柔らかく手動の手研ぎも可能でした、現行のエッジに使われている合金はステンレスが多く、非常に硬いので機械研磨の方が効率が良いとされています
エッジ(ブレード)溝の深さも平研ぎから深溝まで対応可能
最も溝が浅いのが平研ぎと呼ばれ以降、浅溝・普通溝・深溝とエッジの溝は深なっていきます、おおよその標準となるのが普通溝です
一般的にはエッジが深い場合(深溝)は氷に深く入り込むので、しっかりとエッジがかかります、早いダッシュや急なブレーキに威力を発揮しますが、反面足首や足の筋肉に負担がかかり疲れやすかったりすることもあります
プレーの中で前後の動きが多いDFやダッシュを多様するFWに多いようです。
平研ぎはエッジの溝は浅くエッジはあまり立っていません、もちろんエッジのひっかかりは弱いので、蹴り足がぬけ気味になったりブレーキで横滑りすることもあります
ですがエッジが深く氷に刺さらないので氷の抵抗が少なく、深溝に比べてトップスピードがよく伸びるとされています、平研ぎ(浅溝)はエッジのコントロールがシビアなので、どちらかと言えば上級者向けのエッジになるのではないでしょうか。
普通溝はエッジのバランス(止まる、曲がる、加速)がとれていて、初心者から上級者まで対応でき万能なエッジの深さとも言えます、スケート・アイスホッケー初心者の方やエッジの深さで迷われている方は普通溝がオススメです。
アイスホッケースケート靴のプレーヤー用とゴーリー用の違いについて
アイスホッケーのスケート靴でプレーヤーとゴーリー(ゴールキーパー)では同じスケート靴でも、形状と機能は異なります。
プレーヤー用のスケート靴は素早いダッシュやブレーキ・ターンなど細かな動きが求められるので、フィギュアスケートやスピードスケートのブレードと比べると丸みを帯びた形になっております
このブレードの形状によってスケーティングだけでなく、パックをコントロールしながら滑るといったアイスホッケーの楽しみに直結する道具とも言えます。
ゴーリー用のスケート靴は、滑る以外にもスケート靴でシュートをブロックすると言った使い方もあり、その為シュートから足を保護するカウルと呼ばれるパーツがスケート靴に取り付けられています
エッジの形状もプレーヤー用とは異なり、スピードスケート靴の様にストレートで、エッジの厚みの4mmと厚めです
2016からBauerよりカウルレス・3mm幅のエッジ・ヒール高の革新的なゴーリー用スケート靴が発売され、バタフライスタイルのゴーリーには興味深いスケート靴ではないでしょうか
エッジ(ブレード)の表面処理加工の重要性について
スケート靴研磨においてエッジの左右のバランスを取ることと共に重要な工程で、エッジの表面処理・焼き戻しがあります。
砥石によってエッジの表面はウロコ状になり、そのままでのスケーティングでは氷との抵抗が大きくなりスムーズな感覚がそこなわれます、そこで焼き戻しの工程によってエッジの表面を均一に整え氷からの抵抗を少なくします、ある意味では研磨職人の腕の見せ所とも言えます。
あなたにオススメなエッジの深さは?
・スピード狂へのあなたに
トップスピードを伸ばすには、抵抗の少ない浅溝エッジがお勧めです、エッジが抜けやすいのでスケーティング上級者向けですね
パックを持っての高速イーグルが出来たなら、ディフェンスは困るでしょうねぇ
・鬼ハムストリングスのあなたへ
ストップやダッシュを多用するスケーティングスタイルには、氷にエッジが食い込む量が大きい深溝エッジがお勧めです
太もも、足首など下半身への負担が増えるので、疲れても意地張って走り続ける、体力自慢に向いていますね
・「初心忘るべからず」
スケーティングの基本的な溝はオーソドックスな普通溝です、アイスホッケー初心者から上級者まで幅広く対応できる溝の深さになります
スケート靴スケートシューズのエッジでお困りごとはご相談を
スケートショップであっても、スケート靴の研磨の精度は研磨をする人間の技量によって
大きく変わります、動画ではエッジの研磨の精度について説明されています
[surfing_su_youtube_ex url=”https://youtu.be/5Eplr8dG7ak”]
アイスホッケースケート靴の研磨、承っております
スケート、アイスホッケー面白さを日々追及しております
アイスホッケー用スケート靴の研磨については、こちらまで
[surfing-trust-form id=249]
スケート靴についての参考動画集
[surfing_su_youtube_ex url=”https://youtu.be/iSMfLvBcnFo” width=”480″ height=”360″]